まとめ
DeepL 翻訳の Chrome Extension (Google Chrome 拡張機能)の Warning 。 解決できなかったので Extension を適宜 OFF にするようにした。あと、サポートにメールしておいた。
症状
Chrome の Dev Console にいつでも表示される Warning
DevTools failed to load source map: Could not load content for chrome-extension://cofdbpoegempjloogbagkncekinflcnj/build/content.js.map: System error: net::ERR_BLOCKED_BY_CLIENT
Chrome の環境設定が日本語の場合の文言。
DevTools がソースマップの読み込みに失敗しました(chrome-extension://cofdbpoegempjloogbagkncekinflcnj/build/content.js.map のコンテンツを読み込めませんでした(システムエラー: net::ERR_BLOCKED_BY_CLIENT))
自分の場合、ある Chrome プロファイルだと常に表示されるからうっとうしい。
概要
cofdbpoegempjloogbagkncekinflcnj
で検索すると DeepL 翻訳の Chrome Extension 関連だと分かる。
Chrome Extension のソースコード内で指定されている ソースマップ のパスに該当ファイルがない?とか
インストールした Chrome Extension のソースコードは端末上のどこにあるのか?
Macの場合インストールした拡張機能のファイルは~/Library/Application\ Support/Google/Chrome/Default/Extensions/に保存されています。
cd ~/Library/Application\ Support/Google/Chrome/Default/Extensions/ ls -l
すると32文字の意味のないアルファベットからなるディレクトリが複数あるはず。この文字列は Extension を識別する ID で、Extension のウェブページの URL にも使用されている。
各 Extension ディレクトリ直下はさらにバージョン番号でディレクトリが切られており、使っているバージョンの下で、 Warning 文言にもある build/content.js.map
を探してみる。
cd ~/Library/Application\ Support/Google/Chrome/Default/Extensions/ cd cofdbpoegempjloogbagkncekinflcnj/<バージョン番号>/build/ ls -l
content.js
はある。そのなかにソースマップの指定があるが、該当ファイルの content.js.map
は存在しない。
$ cat -n content.js | tail -n 1 2 //# sourceMappingURL=content.js.map
ブラウザから確認してもいい → chrome-extension://cofdbpoegempjloogbagkncekinflcnj/build/content.js
雑に作ってみてもだめだった。
touch content.js.map chmod 600 content.js.map
sourceMappingURL の行を削除してもだめだった。
その状態で Chrome を再起動してみたり Extension を OFF/ON してみてもだめだった。使用している実体は別のところにキャッシュされているのかな。しょうがないのでサポートにメール問い合わせしておいた。直してって。DeepL Pro に課金し続けているのでバグ Fix をプッシュしても迷惑ではない、はず。